1日たった10分!アーユルヴェーダ式オイルマッサージの方法

先日のディナチャリアの記事でもご紹介した、アビヤンガ(オイルマッサージ)。今回は、スリランカやインドに行かなくても、自宅で簡単にできるセルフマッサージの方法をご紹介します!

オイルの選び方

まずは、オイルの選び方から見ていきましょう!
アーユルヴェーダでは、ヴァータ(空・風)、ピッタ(火・水)、カパ(水・地)この3つのドーシャバランスを保つことが大切とされています。ドーシャは全ての人に備わり、そのうちの1つか2つ、優勢なドーシャがあります。ドーシャのバランスは日々の生活や季節、年齢などでも変化していき、このバランスが崩れた時、体の不調を引き起こすとされています。

医師による体質診断が正確ですが、ネットでも無料でセルフチェックができます!

ヴァータ体質・カパ体質…セサミオイル(太白ごま油は、キュアリングしてから、使用してください)
ピッタ体質…ココナッツオイル
※ただし、ヘッドマッサージには、どの体質もココナッツオイルが有効とされています。

キュアリング方法

1.鍋にオイルを入れて、弱火で加熱する。
2.温度計でかき混ぜながら、90℃で火を止める。
3.100〜110℃まで上がったら、粗熱が取れるまで自然に冷ます。
4.保存瓶に移して、出来上がり。

アビヤンガを控える時

・発熱している時
・満腹の時
・炎症がある時
・過度の空腹時、断食の時
・消化不良の時、倦怠感を感じている時
・飲酒時
・生理中
・妊娠中

セルフマッサージの方法

1. 体が乾いた状態で、温めたオイルを全身に塗布(大さじ2ほど)
※頭→耳→足首から先だけの3点だけでも!
2.オイルを塗りつつ、マッサージしながら10分待つ
3.余分なオイルをキッチンペーパーでふき取り、少し熱めのシャワーで体を洗う。
(時間があるときは、湯船にそのまま入る)

これだけです!簡単でしょ?1日たった10分で様々な効果が得られます。
その気になる効果については、また次の記事でご紹介します!